略歴

マックスプランク人間開発研究所Centers for Humans and Machinesにて博士研究員を務める。また、大阪公立大学およびメルカリR4Dの客員研究員を兼任。2024年に後藤 真孝教授(連携大学院)の指導のもと筑波大学大学院理工生命学術院を修了。博士(工学)。博士課程期間中には、Google及びMicrosoft ResearchからPh.D.フェローに選出される。

機械学習とヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)分野を専門とし、創造性支援や学習支援、バーチャルリアリティなどのさまざまな応用領域に取り組む。とりわけ、学習済みモデルやMLaaS APIなどの「既製の」機械学習ソリューションを用いて、チューニングなどなしにユーザの幅広い課題を解決するインタラクションシステムを実現してきた。近年は、そうした機械学習技術が人間の創造性を拡大にどう貢献するのかという点に特に興味を持ち、人類の文化的進化という観点からその影響を捉えることに挑んでいる。

研究の傍らでは、システムプログラミングからアプリ開発まで多様なレイヤーのソフトウェア開発に取り組む。学部時代は、企業向け人材育成サービスを提供する株式会社チームボックスで最高技術責任者を務め、トレーニングプログラムのための専用Webプラットフォームを開発・運用してきた。また、Linuxカーネルやfairseq等のオープンソースソフトウェアにも貢献している。

News

  • 2024年11月: 東京大学システム科学系にて招待発表を行いました(スライド)。
  • 2024年10月: IBIS 2024 にて招待発表を行います。
  • 2024年9月: JSTさきがけ「社会変革基盤」領域に採択されました。
  • 2024年9月: 新たなプレプリントを公開しました。
  • 2024年7月: ACM CUI 2024@ルクセンブルクにて論文発表を行います。
  • 2024年6月: 日本リハビリテーション医学会学術集会にて招待発表を行います。
  • 2024年4月: マックスプランク人間開発研究所の博士研究員に着任しました。